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二十世紀日本の戦争 (文春新書)
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4.5
価格:
¥ 693
1500円以上国内配送料無料でお届けします。(一部大型商品は除く)
配送:
在庫あり。
製作:
文藝春秋
著者:
阿川 弘之
/
中西 輝政
/
福田 和也
/
猪瀬 直樹
/
秦 郁彦
出版:
2000-07
種類:新書
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商品の詳細
ASIN: 4166601121
タイトル: 二十世紀日本の戦争 (文春新書)
ランキング: 137570 位
出版:2000-07
製作:
文藝春秋
種類: 新書
梱包サイズ(重量):1 x 16 x 10cm (158g)
カスタマーレビュー
おすすめ度: 4.5
トタールレビュー: 9
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「戦争は不可避,必然的に起こることは,歴史が証明している!?」
(2008-09-23)
戦争は,様々な要因が絡み合って不可避であること、それを論証したような書籍だが,本当に戦争は「起こってしまった」のであろうか。戦争を非難するのは簡単だ,戦争の後からはいくらでも言える,というのは反面の事実だ。しかし,戦争は「必然的に起こった」といわれれば,それは違うように感じられる。
戦争は人間が自ら引き起こしているのであって,天災のように自然発生するものではないだろう。戦争が人災であるとすれば,とめることができた,被害を小さくすることができたはずだ。歴史の大河,流れを強調することで,人間の果たしてきた主体的な役割を過小評価しているように思われる。
戦争はやむをえず起こる必要悪であり,常に戦争への備えが必要だというのであろうか。危険な敵は,力をつけないうちに,叩いておけというのであろうか。
有名作家の手になる考えさせられる一冊ではあるが,内容的には賛同できない点が多々あった。
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「戦争がえぐりだす日本人の姿」
(2007-02-02)
本書は「戦争」を切り口に、近代日本が関わってきた戦争の成功と失敗を振り返るとともに、日本の指導者がいかなる精神構造を持ち、開戦・終戦といった重大な局面においてどのような決断・行動をしてきたのかを冷静に掘り下げている。またそこから、今日にもつながる日本人の特有の性質は何かを探ろうと試みている。
「戦争」という非常に重いテーマであるにも関わらず、5人の論客の対談という形で展開されているのでテンポも良く、日本史に詳しくない人でも一気に読むことができる。
私が特に印象に残ったところは、日本が真珠湾攻撃により太平洋戦争に突入した時、日本の中に一種の「爽快感」があったという記述。黒船来航以来、欧米列強に常に翻弄されてきた経緯の中で、ついに列強の大国アメリカに一矢を報いたことで、何かすっきりしたという開放感があったという。そこで論客たちが問題とするのは、一般大衆のみならず、軍の上層部や知識人などいわゆるエリート層にも同様の感覚があったこと。この思慮の浅さが、結果として悲惨な結末をもたらしたとみている。
ここで論客の一人である京都大学の中西輝政教授が、古代ローマ時代、ローマ帝国の挑発に耐え切れずに爆発し滅亡したカルタゴの例を引用し、次のように発言する。
「物事が宙ぶらりんでどっちにも決まらない状態が延々と続くことが、人間の魂をいちばん参らせてしまう。そして宙ぶらりんの状態がどちらかに決したときに、大変な気持ちよさがそこにともなう。(中略)イギリスのエリートたちは物事がどちらにも決まらない気持ち悪さに延々と耐えなければならない、という教育をされている。残念なことに日本にはそういうエリート文化がなかったし、いまだにない。」
このような視点は、現代の日本を考えるとき貴重な視座となるのではないかと思う。
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「それぞれの視点」
(2006-10-01)
阿川弘之、中西輝政、福田和也、猪瀬直樹、秦郁彦の五名による討論なので、一つの問題を深く掘り下げていくことは無い。しかし、日本が関わった戦争をどのように捉えるかと言う点において、五名それぞれの視点が披瀝されているので非常に参考になる。「戦争反対」を叫ぶだけで、戦争そのものについて何も考えてこなかった人たちへの戦争入門書とも言える著作である。
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「論者の立場は違うとしても、かみ合った議論がされている。」
(2006-06-17)
この種の対談集は、議論がかみ合わないまま、それぞれが、持論を述べておしまいということが多いが、最期まで議論がかみ合っている。
これは、戦争を賛美したり、肯定したりしないまでも、人類の歴史の中で戦争は不可避であり、東京裁判史観のように後から、断罪するような手法をとっていないからだと思う。
日露戦争にいたる原因は、その前の日清戦争も含め、当時のアジアにおける欧米やロシアの侵略と日本に地政学上での対応の必要にあったことを明らかにし、単純に日本がアジアで唯一の先進国として侵略戦争、植民地レースに参加したものではないことを示してくれている。
日本が、もし自制して何もしていなければ、日本は、今のように卑屈な「謝罪外交」「自虐史観」に支配されなかったかもしれないが、「日本」という国が存在しえたかは又、別であろう。
戦争を賛美するものではないが、戦争は歴史の中で不可避であること、その際の対応を後付けの理屈で非難するのではなく、その時点での周辺の情勢との関係で論じるべきだという視点を見事に提供してくれている。この本の視点で、様々な歴史の本を再点検すると面白いと思う。
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「戦前から戦後を考える」
(2005-12-26)
20世紀の百年は日本にとって今までになかった百年だったという事が良くわかった.
満州事変から太平洋戦争に至る道の中で日本の破局を避ける術はなかったのか.そこにこの座談会の主題があったと思う.
石橋湛山の小日本主義に対する福田氏の反論が良かった.
あえて不満を言うなら阿川氏の海軍での話がもっと読みたかった.
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